石原の木製箱文字

墨田区 2009年

 都02のバスで厩橋を越え、清澄通りから蔵前橋通りへ進むと、左側に見えてくるタイル貼りの洋風建築。かなりくたびれてはいるけれど、洒落た欧文ディスプレイ書体や、タイル葺きのファサードの意匠から、創業当時はずいぶんと洒落た店舗であった様子が伺えます。
 写真を撮影した当時は、町のスーパーとして、町の人々の生活に欠かせないお店でしたが、東日本大震災をきっかけに、建物の老朽化もあって建て替え、現在では大きなマンションとなりました。

○福助 Fukusuke

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *