蔵前の看板(猫)

台東区 2009

 会社のすぐそばのお豆腐屋さん「高見食品」さんの看板猫。
 こういう場合、どうしても文字ではなく、猫に気を取られてしまうのも、ご愛嬌としてご容赦を。
 この蔵前という場所、最近では日本の「ブルックリン」などと言われ、小さな工房を中心やお店が立ち並ぶ新しいエリアとして知られるようになりましたが、落語の舞台としてもおなじみの場所でもあります。
 高見食品さんのすぐ近くにある「蔵前神社」は、落語「元犬」の舞台として知られています。噺の内容は、白い犬が深い信心によって人間に生まれ変わるのですが、犬としての習性が抜けずに様々な失敗を巻き起こすという滑稽噺です。
 境内には、「元犬」の銅像が建てられておりますが、犬はいません。そのかわり(?)、動物好きの宮司によって引き取られた猫たちが、常に三〜四匹居て、境内のみならず、本堂でも、自由にくつろいでいる姿をみかけます。
 境内には早咲きの桜が植えられ、三月の中旬頃から参拝客の目を楽しませてくれます。
 あんまり文字関係なかったですね。

○高見食品

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